<> 「たのしみは 春夏秋冬季語に逢ひ 詩歌管絃游びゐるとき」 @歌童 橋閒石

橋閒石俳句集1

噴水にはらわたの無き明るさよ

日の沈むまで一本の冬木なり

泣くことも柿剥くことも下手なりけり

空蝉のからくれないに砕けたり

蝶になる途中九億九光年


銀河系のとある酒場のヒヤシンス

陰干しにせよ魂もぜんまいも

雁帰る幕を揚げてもおろしても

雪ふれり生まれぬ先の雪ふれり

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